現在編集中のタブのテーブルを表すクラスです。
DataTableクラスのインスタンスはDocumentクラスのフィールド「dataTable」に格納されています。
DataTableクラスのすべてのメソッドは、ビルトイン関数としても定義されています。
したがって、「document.dataTable.right();」は「right();」と記述できます。
（※行番号、列番号は先頭を「0」として数えます。）
（※このクラスに対する操作は常に選択中のタブに対して行われます。）
・現在選択中のセルの値を切り取って2つ右のセルに貼り付ける
document.dataTable.cut(); // 現在選択中のセルの値を切り取る
document.dataTable.right(2); // 選択を右側に2つ移動
document.dataTable.paste(); // 値を張りつける
・すべてのセルの値に「あいう」をセットする
document.dataTable.selectAll(); // すべてのセルを選択
document.dataTable.fill('あいう'); //選択範囲を「 あいう」で埋める
| <戻り値> <メソッド名>(<引数>) | パラメータ | キー | 説明 |
|---|---|---|---|
| void left(int times, boolean extendSelection) | times - 繰り返し回数（省略可。デフォルト=1） extendSelection - 選択範囲を拡張するかどうか（省略可。デフォルト=false） | [Shift+]← | 左側のセルを選択します。パラメータextendSelectionがtrueの場合、現在の選択を拡張します。パラメータtimesで指定した回数繰り返します。 |
| void right(int times, boolean extendSelection) | times - 繰り返し回数（省略可。デフォルト=1） extendSelection - 選択範囲を拡張するかどうか（省略可。デフォルト=false） | [Shift+]→ | 右側のセルを選択します。パラメータextendSelectionがtrueの場合、現在の選択を拡張します。パラメータtimesで指定した回数繰り返します。 |
| void up(int times, boolean extendSelection) | times - 繰り返し回数（省略可。デフォルト=1） extendSelection - 選択範囲を拡張するかどうか（省略可。デフォルト=false） | [Shift+]↑ | 上側のセルを選択します。パラメータextendSelectionがtrueの場合、現在の選択を拡張します。パラメータtimesで指定した回数繰り返します。 |
| void down(int times, boolean extendSelection) | times - 繰り返し回数（省略可。デフォルト=1） extendSelection - 選択範囲を拡張するかどうか（省略可。デフォルト=false） | [Shift+]↓ | 下側のセルを選択します。パラメータextendSelectionがtrueの場合、現在の選択を拡張します。パラメータtimesで指定した回数繰り返します。 |
| void selectPrevColumn(boolean extendSelection) | extendSelection - 選択範囲を拡張するかどうか（省略可。デフォルト=false） | ※left(boolean extendSelection)と同じです。 | |
| void selectNextColumn(boolean extendSelection) | extendSelection - 選択範囲を拡張するかどうか（省略可。デフォルト=false） | ※right(boolean extendSelection)と同じです。 | |
| void selectPrevRow(boolean extendSelection) | extendSelection - 選択範囲を拡張するかどうか（省略可。デフォルト=false） | ※up(boolean extendSelection)と同じです。 | |
| void selectNextRow(boolean extendSelection) | extendSelection - 選択範囲を拡張するかどうか（省略可。デフォルト=false） | ※down(boolean extendSelection)と同じです。 | |
| void selectFirstColumn(boolean extendSelection) | extendSelection - 選択範囲を拡張するかどうか（省略可。デフォルト=false） | [Shift+]HOME | 左端のセルを選択します。パラメータextendSelectionがtrueの場合、現在の選択を拡張します。 |
| void selectLastColumn(boolean extendSelection) | extendSelection - 選択範囲を拡張するかどうか（省略可。デフォルト=false） | [Shift+]END | 右端のセルを選択します。パラメータextendSelectionがtrueの場合、現在の選択を拡張します。 |
| void selectFirstRow(boolean extendSelection) | extendSelection - 選択範囲を拡張するかどうか（省略可。デフォルト=false） | Ctrl+[Shift+]HOME | 上端のセルを選択します。パラメータextendSelectionがtrueの場合、現在の選択を拡張します。 |
| void selectLastRow(boolean extendSelection) | extendSelection - 選択範囲を拡張するかどうか（省略可。デフォルト=false） | Ctrl+[Shift+]END | 下端のセルを選択します。パラメータextendSelectionがtrueの場合、現在の選択を拡張します。 |
| void selectPrevEdgeOfColumnData(boolean extendSelection) | extendSelection - 選択範囲を拡張するかどうか（省略可。デフォルト=false） | Ctrl+[Shift+]← | 左側でデータが格納されている終端のセルを選択します。パラメータextendSelectionがtrueの場合、現在の選択を拡張します。 |
| void selectNextEdgeOfColumnData(boolean extendSelection) | extendSelection - 選択範囲を拡張するかどうか（省略可。デフォルト=false） | Ctrl+[Shift+]→ | 右側でデータが格納されている終端のセルを選択します。パラメータextendSelectionがtrueの場合、現在の選択を拡張します。 |
| void selectPrevEdgeOfRowData(boolean extendSelection) | extendSelection - 選択範囲を拡張するかどうか（省略可。デフォルト=false） | Ctrl+[Shift+]↑ | 上側でデータが格納されている終端のセルを選択します。パラメータextendSelectionがtrueの場合、現在の選択を拡張します。 |
| void selectNextEdgeOfRowData(boolean extendSelection) | extendSelection - 選択範囲を拡張するかどうか（省略可。デフォルト=false） | Ctrl+[Shift+]↓ | 下側でデータが格納されている終端のセルを選択します。パラメータextendSelectionがtrueの場合、現在の選択を拡張します。 |
| void selectPrevColumnCell() | なし | Shift+TAB | 前のセルを選択します。（行方向） |
| void selectNextColumnCell() | なし | TAB | 次のセルを選択します。（行方向） |
| void selectPrevRowCell() | なし | Shift+ENTER | 前のセルを選択します。（列方向） |
| void selectNextRowCell() | なし | ENTER | 次のセルを選択します。（列方向） |
| void selectAll() | なし | Ctrl+A | すべてのセルを選択します。 |
| void selectEntireRow() | なし | Shift+SPACE | 現在の選択を横方向（行全体）に拡張します。 |
| void selectEntireColumn() | なし | Ctrl+Spase | 現在の選択を縦方向（列全体）に拡張します。 |
| void select(int row, int column, boolean addToSelection) | row - 行番号 column - 列番号 addToSelection - 選択範囲に追加するかどうか（省略可。デフォルト=false） | 引数の行・列番号のセルを選択します。引数addToSelectionがtrueの場合、現在の選択範囲をクリアせずに、追加選択します。 | |
| void selectRange(int row0, int row1, int column0, int column1, boolean addToSelection) | row0 - 始点の行番号 row1 - 終点の行番号 column0 - 始点の列番号 column1 - 終点の列番号 addToSelection - 選択範囲に追加するかどうか（省略可。デフォルト=false） | 始点の行・列番号から終点の行・列番号の範囲をすべて選択します。引数addToSelectionがtrueの場合、現在の選択範囲をクリアせずに、追加選択します。 | |
| void copy() | なし | Ctrl+C | クリップボードにデータをコピーします。 |
| void cut() | なし | Ctrl+X | クリップボードにデータをコピーし、データを削除します。 |
| void paste() | なし | Ctrl+V | クリップボードの内容を貼り付けます。 |
| void del() | なし | DELETE | 選択範囲のセルの値を削除します。 |
| void remove() | なし | Ctrl+DELETE | 選択されているセルより右側のセルを除去します。 |
| void repare() | なし | INSERT | 除去されているセルを空白のセルに置き換えます。 |
| void undo() | なし | Ctrl+Z | 編集内容を元に戻します。 |
| void redo() | なし | Ctrl+Y | 編集内容をやり直します。 |
| void insertRow() | なし | Ctrl+I | 現在選択されている行の前に新しい行を挿入します。 |
| void insertColumn() | なし | Ctrl+Shift+I | 現在選択されている列の前に新しい列を挿入します。 |
| void deleteRow() | なし | Ctrl+D | 現在選択されている行を削除します。 |
| void deleteColumn() | なし | Ctrl+Shift+D | 現在選択されている列を削除します。 |
| void addRow(int i) | i - 追加する行数（省略可。デフォルト=1） | Ctrl+; | 末尾に行を追加します。 |
| void addColumn(int i) | i - 追加する列数（省略可。デフォルト=1） | Ctrl+Shift+; | 末尾に列を追加します。 |
| void insertCell(String direction, boolean trunc) | direction - シフトする方向（"right"または"down"） trunc - はみ出したセルを削除するかどうか（省略可。デフォルト=false） | セルを挿入します。 | |
| void deleteCell(String direction) | direction - シフトする方向（"left"または"up"） | セルを削除します。 | |
| void fillRightToLeft() | なし | Ctrl+Alt+L | 選択範囲の右端の値を左方向にコピーします。 |
| void fillLeftToRight() | なし | Ctrl+Alt+R | 選択範囲の左端の値を右方向にコピーします。 |
| void fillBotomToTop() | なし | Ctrl+Alt+U | 選択範囲の下端の値を上方向にコピーします。 |
| void fillTopToBottom() | なし | Ctrl+Alt+D | 選択範囲の上端の値を下方向にコピーします。 |
| void fill(String text) | text - セットする文字列（省略可。省略時は入力ダイアログを開く） | Ctrl+J | 選択範囲のすべてのセルに、引数textの値をセットします。 |
| void adjustColumnWidth() | なし | Ctrl+Shift+F | 列の幅をヘッダーとセルの値に合わせて調整します。列ヘッダーが選択されている場合は、選択されている列のみを対象とします。 |
| void adjustColumnWidthToHeader() | なし | Alt+Shift+F | 列の幅をヘッダーの値に合わせて調整します。列ヘッダーが選択されている場合は、選択されている列のみを対象とします。 |
| void adjustColumnWidthToData() | なし | Ctrl+Alt+F | 列の幅をセルの値に合わせて調整します。列ヘッダーが選択されている場合は、選択されている列のみを対象とします。 |
| void adjustColumnWidthToSelectedCell() | なし | Ctrl+G | 列の幅を選択中のセルの値に合わせて調整します。 |
| Editor startEditing() | なし | F2 | 編集を開始します。Editorクラスのインスタンスを返します。 |
| void stopEditing() | なし | 編集を終了します。 | |
| void cancelEditing() | なし | ESC | 編集内容を破棄して、編集を終了します。 |
| void setProperty(Property property) | Property - プロパティ | ファイルにプロパティをセットします。 | |
| Property getProperty() | なし | ファイルからプロパティを取得します。 | |
| int getRowCount() | なし | テーブルの行数を返します。 | |
| int getColumnCount() | なし | テーブルの列数を返します。 | |
| int getFocusedRow() | なし | フォーカスを持っているセルの行番号を返します。 | |
| int getFocusedColumn() | なし | フォーカスを持っているセルの列番号を返します。 | |
| int[] getSelectedRows() | なし | 選択中の行の行番号を配列で返します。 | |
| int[] getSelectedColumns() | なし | 選択中の列の列番号を配列で返します。 | |
| int getSelectedCellCount() | なし | 選択されたセルの数を返します。 | |
| boolean isSelected(int row, int column) | row - 行番号 column - 列番号 | セルが選択されているかどうかを返します。 | |
| void setValue(String text) | text - セットする文字列 | 現在フォーカスを持っているセルに引数textの値を設定します。 | |
| void setValue(String text, int row, int column) | text - セットする文字列 row - 行番号 column - 列番号 | 引数の行・列番号のセルに、引数textの値を設定します。 | |
| String getValue() | なし | 現在フォーカスを持っているセルの値を取得します。 | |
| String getValue(int row, int column) | row - 行番号 column - 列番号 | 引数の行・列番号のセルの値を取得します。 | |
| void processSelectedCell(function func) | func - 関数 | 選択範囲のセル１つ１つについて、引数の関数を呼び出します。 関数は引数に行番号、列番号をとることができます。 ＜例＞ document.dataTable.processSelectedCell(function(row, column){ alert('行：' + row + '列：' + column); }); | |
| void processAllCell(function func) | func - 関数 | すべてのセル１つ１つについて、引数の関数を呼び出します。 関数は引数に行番号、列番号をとることができます。 ＜例＞ document.dataTable.processAllCell(function(row, column){ alert('行：' + row + '列：' + column); }); |