SmoothCSVで行う操作をスクリプトとして定義しておき、自動実行するものです。 繰り返し行う操作をマクロとして定義しておけば、より効率的に作業を行うことができます。
SmoothCSVのマクロはJavaScriptで記述します。 マクロを記述したファイルは以下の形式に従って保存しておきます。
文字コード | UTF-8 |
---|---|
拡張子 | 指定なし(デフォルトでは.js) |
保存先 | 指定なし(デフォルトではmacroフォルダ) |
Rhinoの標準のビルトイン変数以外で次のものを利用できます。
変数名 | 型 | 説明 |
---|---|---|
document | Document | Documentクラスのインスタンスです。 |
convertActions | ConvertActions | ConvertActionsクラスのインスタンスです。 |
Rhinoの標準のビルトイン関数以外で次のものを利用できます。
<戻り値> <メソッド名>(<引数>) | パラメータ | 説明 |
---|---|---|
void alert(Object message) | message - 表示するメッセージ | ※document.alert(message)と同じです。 |
boolean confirm(Object message) | message - 表示するメッセージ | ※document.confirm(message)と同じです。 |
String prompt(Object message) | message - 表示するメッセージ | ※document.prompt(message)と同じです。 |
String clipboard() | なし | ※document.clipboard()と同じです。 |
void clipboard(String text) | text - セットする文字列 | ※document.clipboard(text)と同じです。 |
(DataTableクラスのすべてのメソッド) | 「document.dataTable.xxx();」は「xxx();」と記述できます。 | |
(IOFunctionsクラスのすべてのメソッド) | 「IOFunctions.xxx();」は「xxx();」と記述できます。 |
「macrolib」という名前のフォルダにJavascriptファイルを配置しておくと、マクロ実行時に自動的に読み込まれます。