マクロリファレンス（Document）

Documentクラス

SmoothCSVの本体を表すクラスです。 ビルトイン変数「document」に唯一のインスタンスが格納されています。
（※コンストラクタは不可視なので新規作成することはできません。）

＜使用例＞

・現在選択中のタブの右側のタブを選択し、その他のタブを閉じる 

document.nextTab();
document.closeOtherTabs();

・クリップボードの内容をダイアログに表示する 

alert(document.getTextFromClipboard());    // 「alert()」は「document.alert()」と同じです。（ビルトイン関数として用意されています。）

フィールド

フィールド名型説明
dataTableDataTable現在選択中のタブのテーブルです。

メソッド

<戻り値> <メソッド名>(<引数>)パラメータキー説明
void alert(Object message)message - 表示するメッセージ　メッセージダイアログを表示します。
boolean confirm(Object message)message - 表示するメッセージ　確認ダイアログを表示します。「OK」がクリックされた場合trueを返します。キャンセルがクリックされた場合falseを返します。
String prompt(Object message)message - 表示するメッセージ　入力ダイアログを表示します。「OK」がクリックされた場合入力された文字を返します。キャンセルがクリックされた場合nullを返します。
void closeTab()なしCtrl+W現在選択中のタブを閉じます。
void closeAllTabs()なしCtrl+Shift+Wすべてのタブを閉じます。
void closeOtherTabs()なしArl+Shift+W現在選択中のタブ以外のタブを閉じます。
void newTab()なしCtrl+N新しいタブを作成します。
void newTab(int row, int column)row - 行数
column - 列数		　新しいタブを作成します。
void newTab(int row, int column, Property property)row - 行数
column - 列数
Property - プロパティ		　新しいタブを作成します。
void save()なしCtrl+Sファイルを上書き保存します。
void saveAs()なしCtrl+Shift+S保存ダイアログを開きます。
void saveAs(String filePath)filePath - ファイルのパス　filePathにファイルを保存します。
void saveAll()なしArl+Shift+Sすべてのタブについて、ファイルを保存します。
void open()なしCtrl+O「ファイルを開く」ダイアログを開きます。
void open(String filePath)filePath - ファイルのパス　filePathに該当するファイルを開きます。（文字コード、区切り文字などのプロパティは自動判定します。）
void open(String filePath, Property property)filePath - ファイルのパス
Property - プロパティ		　filePathに該当するファイルを開きます。
void reload()なしF5ファイルを読み直します。
void exit()なし　SmoothCSVを終了します。
void nextTab()なしAlt+→現在選択中のタブの右側のタブを選択します。
void prevTab()なしAlt+←現在選択中のタブの左側のタブを選択します。
int getTabCount()なし　SmoothCSVで開いているタブの数を返します。
int getSelectedTabIndex()なし　現在選択中のタブが、左から何番目のタブかを返します。（一番左を0として数えます。）
String clipboard()なし　クリップボードから文字列を取得します。クリップボードが空のときまたは文字列でない時はnullを返します。
void clipboard(String text)text - セットする文字列　クリップボードに文字をセットします。